東京医科大学 循環器内科同門会

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田中信大先生 八王子医療センター病院長就任2023.11.24

東京医科大学循環器内科同門会

八王子医療センター病院長 就任の挨拶

田中信大

東京医科大学循環器内科同門会の皆様、大変ご無沙汰しております。COVID-19禍の影響により皆様方と直接お会いし、お話をする機会がなくなってしまい、非常に寂しく感じておりますが、皆様方におかれましてはお変わりありませんでしょうか。

さて、私、田中信大(平成元年卒)ですが、2023年10月1日より八王子医療センター病院長を拝命いたしました。八王子医療センターは、その開設当初から循環器救急にも力を入れていたため、循環器内科同門の諸先輩方にも思い出深い病院かと存じます。現在では、36診療科を標榜する総合病院として、「先進医療」と「地域医療」の両方の機能をバランスよく提供しております。今後もその2つの方向性を追求していくことが重要と考えております。医療が高度化・細分化した現在において高度先進医療を提供し続けるには大きな労力を要します。働く人々のモチベーションを保つために、現状維持のみではなく、次なるステップに向け歩を進める努力が重要です。そのためには、病院全体として支えるシステム作り、次世代を担う人の育成、近隣施設との強いネットワーク作りが必要です。それらを可能とするために、強い意志を持って牽引するリーダーとしての役割を務めてまいりたいと存じます。

八王子医療センター循環器内科としては、2022年入院患者数1161例、うちCCU入室261件、PCI 372例、うち緊急が166例(45%)、Impella使用例12例、不整脈アブレーション165例を行いました。現在までハイブリッド手術室がない関係でSHDに対するカテーテル治療は行えておりませんが、それ以外の循環器疾患に対しては高度治療を提供しております。今後4年後を目処に計画されている新病院プロジェクトでは、新病院内にハイブリッド手術室も新設する予定であり、さらなる発展を目指し邁進して参ります。私が病院長となるにあたり、久保隆史先生(1992年和歌山県立医科大学卒)を新診療科長として迎えております。久保先生は血管内イメージングの第一人者として世界的にも高明であり、学術的にもますますの発展を期待しております。

八王子医療センターとしては、地域の方々に信頼され、患者さんがかかりたいと思う病院、地域の先生方から頼りにされる病院、職員が誇りを持って働きたいと感じる病院、そして関わるすべての方々、同門の皆様から愛される病院を目指し邁進してまいります。今後も、皆様方からの変わらぬご支援を賜りますようお願いいたします。

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